「なんで?」CPUやインテルリテールクーラー、メモリなどを取り付けたマザーボードがケースのバックパネルにうまく入らない!
ケースにマザーボードを取り付けるには、まずマザーボードの裏側とケースの装着面が接触してショートしないようにスペーサーと呼ばれる一センチ程度の六角形の棒状のねじを7箇所ばかり取りつけます。
マザーボードはそのスペーサーの上に載っかるかたちになります。
ケースの装着面にはマザーボードとスペーサーの位置が合うようにねじ穴がありますから実際に自分のマザーボードを置いてみて穴の位置を確かめてスペーサーを取り付けます。
このときマザーボードをPCケースに取り付けてあるバックパネルにはめ込みますがこのときは割合うまく入ります。
ところがCPUやインテルリテールクーラー(CPUに最初から付いてくるクーラーのことです)、メモリなどを取り付けてから再びはめ込もうとするとなかなか入らないことがあるのです。
そこで水平の位置からマザーボードを見てみると、少し山なりになっていました。
何も取り付けていないときはほぼ平らだったのにです。
そこで原因を考えてみました。すると・・・
CPUクーラーのピンが原因だった!
インテルのリテールクーラーは4箇所のピンをマザーボードの穴にはめ込んで固定する方式です。もちろん個体差が有りますから程度はさまざまでしょうが、4つのピンでマザーボードを少しつまんだようになってしまうようです。(一方ねじ止めするタイプのクーラーはねじ穴とボルトの間で微調整が出来る場合が有りますが)
バックパネルとマザーボードの入出力端子群との隙間は余りありません。
山なりになっていては入りにくくて当然です。
そこでクーラーを上から少し押しながらはめ込んでみるとうまくはまってくれました。
それ以降、装着する前にどのくらい山なりになっているか確かめてから装着するようにしています。
もっともこれは最初だけで、一度取り付けてインチねじで固定すると山なりのたわみは矯正されて次からは割合すんなり入ってくれます。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
静電気
静電気にメモリを吹っ飛ばされたことがあります。・・・
・・・こっちも静電気の野郎を吹っ飛ばしてやりたい気分です。
自作パソコンの世界はもとより電子機器を扱う上で、この疫病神=貧乏神への対策は必須です。 対策の方法はいくつかありますが基本、「作業前に何か金属に触れればそれで大丈夫」です。
長年これでうまくやっています。
「でも、PCパーツを静電気に吹っ飛ばされたっていまいったじゃない!?」・・・そういわれれば返す言葉もなくお恥ずかしい限りです。
実はこの「作業前に金属に触れる」というシンプルかつコストのかからない手法が持つ唯一の欠点、それが「どきどき忘れる」ということです。自分もこれをやらかしたのです。
要は忘れなければいいのです。「自作パソコンをやるときは常に周りを疫病神(静電気)がうろついている・・・」という意識をしっかりと持ち合わせていれば、こやつなど恐るるには足りません。
それでもまだ不安がおありなら・・・自作パソコンの静電気対策、忘れてやしませんか?自作パソコンに潜む落とし穴
目次
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