メモリが挿さらない! CPUクーラーが浮いている? PC自作あれ?

メモリが挿さらない! CPUクーラーが浮いている? PC自作あれ?

自作パソコンの静電気対策、忘れてやしませんか?自作パソコンに潜む落とし穴

やあ、忘れてました!!

落下させたといった場合と違い静電気によるパーツの損傷は気がつきにくいことがあります。

「やあ、忘れてました!!」、この間抜けはお恥ずかしながら自分のことです。

そのときのことをお話させていただきます。ずいぶん前になるのですが・・・

起動不能のトラブルで、どのPCパーツが原因か、その切り分けをしていたときのことです。

そのときは、PCケースからマザーボードを取り出し何回も分解組み立てを行っていました。

ようやく問題のパーツを突き止めて、作業を終了した次の日、念のために問題のなかったメモリを別のPCに一枚挿しで取り付けたところ起動しません。

前日、原因切り分けで、チェックのために同じ取り付け方をして無事に起動していたので、わけが判らなくなりました。(PCが複数ある場合、たとえばこのケースのように問題のPCから、メモリを取り外し別のPCに取り付けて起動させてみます。正常に起動し動作しているならそのメモリは故障の原因となりえるパーツのリストから消えるわけです。これをそのほかのパーツに対しても実施して故障しているパーツを突き止めてゆくのですが自作PCを始めたての頃は当然一台のPCだけのはずです。その場合でもパーツの取り付けなおし、メモリなら挿し込むスロットを変更してみるなど出来る範囲で原因の切り分けを行ってゆきます。)

数日後、問題のあったパーツと共にこのメモリもショップに持っていって確認してもらったのですが、やはり「壊れていますね、反応無しです。」という答えが返ってきました。

よりにもよってメモリです。当時も今もメモリは他のパーツよりも値段が高止まりしたり、高騰したり、価格に関する限り最も購入しにくいパーツといえます。

焦った時、煩雑な作業でへばった時、静電気という魔の手が伸びてきます。

トボトボと家路につく間、この作業をしたときの状況を振り返ってみたのですが、短時間で、数回にわたる分解組み立てで、へばっていたのでしょう。

原因のパーツを突き止めて「ホッ」としてしまい、この後の分解組み立てで、忘れていたことがあるように思うのです。

静電気対策・・・きちんとやっていなかった。そうおもうのです。

このときに自分がやっていた静電気対策は、「作業の前に金属部分に触れる」という手法でこれのみを実行していました。

原因がわかった後、部屋から出てお茶を飲んだり顔を洗ったりしてから部屋に戻りそのままさっさと作業してしまい、「金属に触れてから作業はしなかったな」と帰りながら記憶を思い起こしていました。

へばっていたとはいえ、乱暴な取り外し方をしたわけじゃなし、、自分ではやはり静電気だとおもっています。

休息をとったことそれ自体は良いことだったと思っています。問題はその後の静電気対策を忘れたということです。

この失敗を教訓にしてそれ以降は以下の四つの手法を試し、自分にとってもっとも使いやすく効果のある手法を選択して今も実践していますがそれぞれに「これはいいな」とおもったことと「ちょっとな」というのがあるので挙げてみました。

対策の手段 これはいいな ちょっとな
静電気防止手袋 はめるだけでよい、ケースの内側の鋭利な部分などでの切り傷の防止にもなる。 細かいパーツがつかみにくい。

静電気防止リストバンド(ストラップ)手首にベルトを巻き、そのベルトについているコードを金属部分などにクリップで取り付けアースとする用具です。

素手で作業できるので細かいパーツやジャンパピンなどをつかみにくいといったこともない。

常にアースで静電気を逃しているので、この四つの手法の中では、最も安全性が高い。
PCの組立作業は思いのほか動き回らなければならないことが多くその際にコードを引っ掛けたり等、結構邪魔。
作業の前に金属部分に触れる 素手で作業できるし、コードを引っ掛けることもない。 ときどき忘れる。
裸足になる(注意、これは上に挙げた三つのいずれかとの併用で行っています。) 靴下、スリッパ脱ぐだけ 当然季節によっては寒い(床暖でもありゃ別)

で、今やっている静電気対策は?というと、静電気防止手袋とそして細かい作業のため手袋をはずしているときは素手で作業前に金属部分に触れてから行う方法を併用しています。

静電気防止リストバンド(ストラッブ)が、一番有効かな・・とは思うのですがコードを何度も引っ掛けてしまうので・・・。

また、「裸足になる」はできるだけ実行するようにしています。

手袋だけでやれればいいのですが、不器用なので細かいところは金属部分に触れてから素手で行うといった具合です。

ちなみに触れる金属部分というのはたいていの場合、取り外したPCケースの側板( 金属である場合)です。

何か組立作業とは別のことをしたときに静電気対策

金属に触れる方法を使うときは、金属は作業中常に眼に入るそして手を伸ばせば触れられる位置に

この失敗をやらかして以降、とっている手法です。

周囲に「慎重すぎ」と指摘されることの多い自分でも、いくらなんでも一つパーツをつけたりはずしたりするたびに静電気対策をしているわけではありません。

「作業中になにか別のことをする・・・」、当然のことながらよくあります。

洗面に立つ、お茶を飲みに行く、暑い(寒い)で着る脱ぐといったことをしたとき、摩擦によって静電気を帯びてしまう可能性があるので対策を実行します。

手袋だけでやれれば、そんな面倒は必要ないのですが上に挙げた理由からやむ負えないところです。

そして、触れるためのPCケースの側板は常に眼に入る、そして手を伸ばすだけですぐに触れられるように作業する机の斜め前、壁に沿っておいた小さな机の上に立てかけてあります。

これなら作業前も作業中も必ず眼に入りますし、実際この手法にしたおかげで以降、静電気による失敗を防げている、そう自信を持っています。

どんなに有効な手法も実行するのを忘れてしまっては意味がありません。この「作業前に金属部分に触れる」は実に使いやすい手法ですがくれぐれも忘れることのないようにご注意を

静電気は私たちの知らない間に、あるいは気がついた瞬間にはすでに手遅れ、といった具合に大切なPCパーツを吹っ飛ばしてくれます。これをご覧いただいている皆さんが自分と同じドジを踏まれることがないようにねがっています。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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